| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 社会福祉学科 |
| 年度 | 2022 |
| ゼミ名 | 永田 祐 |
| タイトル | 地域連携で進める複合的な課題を抱えた人への支援 －重層的支援体制整備事業に焦点を当てて考える－ |
| 内容 | これまでの日本の福祉制度は、対象者のリスクごとに制度を設ける、いわゆる縦割り体制で支援を進めてきた。しかしながら、近年の社会やライフスタイルの変化に伴い、生活課題は多様化・複雑化してきている。そういった現状から、制度の狭間に陥る人の存在や地域での支援方法に問題意識を持った。 そこで本研究では、8050問題やダブルケアなど複合的な課題を抱えた人の現状と、従来の縦割り体制の課題を提示した。そして新たな支援方法の1つとして重層的支援体制整備事業を取り上げ、期待や課題を含めた展望を検討した。従来の福祉制度と比較し、一体的な支援や多方面からの支援を可能とすることから期待は多いものの、実施に至るまでには多職種連携の難しさといった課題も存在することが明らかになった。そこで当事業を支援の理想の形で終わらせず活用していくために、支援者や地域に求められることを提案した。? |
| 講評 | 本論文は、8050問題やダブルケアと行った複合的な課題を抱えた人や世帯の問題を解決するための市町村の包括的な支援体制について考察しました。こうした課題の解決には、多機関や地域の多様な主体が協力し、横断的につながることで解決していくことが必要です。学びを活かし、地域共生社会を担う人材として活躍されることを期待しています。 |
| キーワード１ | 複合的課題 |
| キーワード２ | 重層的支援体制整備事業 |
| キーワード３ | 8050問題 |
| キーワード４ | ダブルケア |
| キーワード５ | 縦割り体制 |
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