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学科 社会福祉学科
年度 2022
ゼミ名 永田 祐
タイトル 多様な関係を超えて共生する ~富山型デイサービス・こまじいのうちの事例を用いて~
内容  本稿は地域共生社会において,なぜ人々が分野や支え手,受け手の関係を超えて共生して,つながる必要があるのかという問いに対して次の2つの結論,「居場所となる場ができることにより,その場を通して役割,生きがいを持つことができ,また自立につながる」「場での交流によって,多様な価値観や考え方を知ることができ,多様性の尊重につながる」を挙げ,「富山型デイサービス」と「こまじいのうち」の事例を用いて検証する。また、地域共生社会における「共生」の定義づけを行いながら,子ども、高齢者,障がい者等,分野,支え手,受け手の関係を超えてつながることによる効果を述べ,今後の課題と地域共生社会におけるソーシャルワーカーの今後の役割についても論ずる.
講評 本論文は、先進的な事例を通じていわゆる「ごちゃまぜ」の福祉について考察しました。対象で縦割りに人を分けるのではなく、多様な人が混ざり合うことで創発される場の力を活かすことは、これからの福祉のみならず、多様性が重視される社会全体で重要な発想になってくると思います。多様な力が発揮される社会を目指して、活躍されることを期待しています。
キーワード1 地域共生社会
キーワード2 居場所
キーワード3 多様性
キーワード4 役割
キーワード5 ゆるやかに つながる
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