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学科 社会福祉学科
年度 2022
ゼミ名 永田 祐
タイトル 子ども達にとっての最善の利益とは ー被虐待児の家庭復帰の是非ー
内容 本論文では子どもの最善の利益を第一優先に考え、被虐待児の家庭復帰の是非について論じる。被虐待児の最も良いゴールという選択肢を家庭復帰とせずに自立支援や里親支援、養子縁組などの様々な選択肢を提示し、そのメリットやデメリットを考えた。また、家族再統合という言葉を広義の意味で捉えることで実際に一緒に暮らす以外にも、家族との関係を維持する方法があることを踏まえた上で家族再統合について考えるべきである。子どもにとっての最善の利益はケースによって様々であり、子ども一人一人とその子どもを取り巻く環境に向けてアプローチすることが必要となる。虐待の概要から始まり、被虐待児の子ども達が退所する際の進路、家庭復帰以外の選択肢など様々な視点から子どもが子どもらしく生きられるためにこの論文を論じたい。
講評 本論文は、社会的養護、特に被虐待児の家族再統合について考察しました。里親支援や養子縁組など、多様な選択肢を検討し、子どもにとっての最善の利益はケースによって様々であり、子ども一人一人とその子どもを取り巻く環境に向けてアプローチすることが必要なことを明らかにしました。一人ひとりの個別性を大切にしながら、環境にアプローチするという視点を持ったソーシャルワーカーとして活躍されることを期待しています。
キーワード1 虐待
キーワード2 家族再統合
キーワード3 家庭復帰
キーワード4  
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