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学科 社会福祉学科
年度 2022
ゼミ名 永田 祐
タイトル 高齢者介護サービスへの満足度と利用率の関係に関する検討 ――中国南京市の養老院サービスを事例に
内容
 中国南京市は既に高齢化社会を超え、高齢社会になりつつある。しかし南京市民のうち、自宅で介護サービスを受けようとする人々が全体の3分の1を占めているが、養老施設を利用したい人々がわずかであった。ここから見ると、南京市は高齢社会になりつつあるが、高齢者介護施設が提供する介護サービスの利用率が低い。その原因として、高齢者やその家族が抱えている経済的問題のほか、介護サービスへの満足度が低いことも無視できない。そのため、本研究では南京市における高齢化の現状と高齢者介護サービスの種類を確認したうえ、南京市の高齢者を対象にしたアンケート調査を通じて、高齢者介護サービスへの満足度の現状を把握してから、介護サービス利用率の低下との関連を検討することである。
講評 本論文は、中国の高齢者介護サービスについて考察しました。特に、介護サービスの利用率が低い原因を考察し、その原因に高齢者やその家族が抱えている経済的問題があることや、介護サービスへの満足度が低いことを明らかにしました。今後深刻な高齢化を迎える中国で、こうした問題を解決する人材として活躍されることを期待しています。
キーワード1 高齢化問題
キーワード2 介護サービス
キーワード3 アンケート 調査
キーワード4  
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