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学科 社会福祉学科
年度 2022
ゼミ名 郭 芳
タイトル 産後うつ病
内容 我が国における産後うつ病の罹患率は高くなっている。特に新型コロナウィルスの影響により状況が悪化している。本論文では、産後うつ病発症の要因に着目し、既存の予防策及び対応策などの課題を検討した。また、新型コロナウィルスの流行により、時間や外出する機会が極端に減ったことや、収入の落ち込
みなどの経済的な不安が影響しており、産後うつ病の罹患率が2倍以上にもなった。さらに、周囲に助けを求めたり適切な治療を受けたりしないまま症状が深刻化していくリスクがあり、積極的な支援の必要性が指摘されている。産後うつ病の治療法や発症の予防法・対応策の大切さを論じ、どのようにすれば罹患率が低くなるかを考察する。
講評 本論文は産後うつ病の発症の要因および罹患率、既存の予防策及び対応策の課題を検討しました。新型コロナウィルスの流行による産後うつ病の罹患率が2倍以上にもなったと警鐘を鳴らすデータ、また、産後うつによる自殺の事例の紹介を通して産後うつに関する事態の深刻さと早急な対策の必要性への指摘は非常に印象的です。少子化が深刻化している日本では、これから考えないといけない話題であるという筆者の主張が力強く感じます。
キーワード1 産後うつ病
キーワード2 罹患率
キーワード3 周産期メンタルヘルスケア
キーワード4 自殺者
キーワード5 新型コロナウィルス
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