詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 郭 芳 |
タイトル | 末期がんの方のホスピス緩和ケアの在り方 ―日本と台湾の比較― |
内容 | 要約:本稿は、日本と台湾においてのホスピス緩和ケアについて分析し、両国を比較する上に、台湾では、末期がん患者にとって、どのような政策か必要なのか、そして、今後の在り方について検討することを目的とした。結果として、台湾は日本と比べ、地域ホスピス緩和ケアも含め、全体的なホスピス緩和ケアが充実されていないこととホスピス緩和ケア病棟の位置付けの違いがあるとわかった。それにより、ホスピス緩和ケアの資源が効率的に分配されてないことと繋がっている。末期がん患者も全ての人々が自己意思で自分が望む場所で人間らしく人生最後の段階を過ごし、最期を迎えることを実現するため、台湾は、ホスピス緩和ケア病棟をがん診療連携拠点病院の役割を果たし、ホスピスの中心として、地域の自治体や在宅介護などと連携し、地域全体的なホスピス緩和ケアネットワークを構築する必要がある。 |
講評 | 筆者は出身地の台湾と日本においてのホスピス緩和ケアについて分析し、両国の比較をした上、台湾の末期がん患者にとってのホスピス緩和ケアの在り方について検討しました。台湾は「ホスピス緩和ケア病棟をがん診療連携拠点病院の役割を果たし、ホスピスの中心として、自治体や在宅介護などと連携し、地域全体的なホスピス緩和ケアネットワークを構築する必要がある」と指摘しました。日本と台湾の両国の緩和ケアの紹介だけにとどまらず、重要項目を基準に国際比較を行った点が評価されます。 |
キーワード1 | 日本のホスピス緩和ケア |
キーワード2 | 末期がん |
キーワード3 | 終末期 |
キーワード4 | 地域ホスピス |
キーワード5 | 台湾ホスピス緩和ケア |
戻 る |