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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2022 |
ゼミ名 | 野村 裕美 |
タイトル | オンラインでの繋がりは人の幸福度にどのよう作用するのか ―ゲーム依存の現状と依存から脱却するためには― |
内容 | 本論文では筆者がコロナ禍に経験した孤独感を軽減させるオンラインの居場所の重要性から「コロナ禍においてオンラインの居場所は居場所としての機能を果たしてそこにいる人々の心理的な幸福度を向上させているのか」という問いに対して、居場所の定義からリアルの居場所とオンラインの居場所のメリットやデメリット、実際のオンラインの居場所の居心地の良さや不自由な点をアンケート調査にて明らかにしてオンラインの居場所が居場所として機能しているのか、オンラインの居場所に属している人々は居場所があることで幸福度が向上したのかという問いについて考察を行った。また筆者自身オンラインゲームの繋がりから形成されたオンラインの居場所に属しているためインターネット依存やゲーム障害の現状や取り組みについて理解するとともに一オンラインゲームのユーザーとしての見方からインターネット依存やゲーム障害の予防策等について考察を行った。 |
講評 | オンラインゲームに興じる身近な友人のことを心配する気持ちを動機とした研究となった。オンラインゲームへ興じることが社会的にどうかという評価をするのではなく、本人の側にたち、どうしてそのようなことに興ずることになったのか、本人にとってそれはどのような支えとなっているのか、という観点から論じた。社会福祉、ソーシャルワークにおいては、本人の側にたつ、ということが重要な点であり、ユーザーへの共感的理解、及びそこからの予防策を提案することができたという点では高く評価できる。既存のさまざまな調査報告を丁寧に分析し、仮説をつくり上げることができた。 |
キーワード1 | リアルの 居場所 |
キーワード2 | オンラインの 居場所 |
キーワード3 | インターネット 依存 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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