詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 石田 光男 |
タイトル | 『今、学校教育の労働現場に求められていることとは』 |
内容 | 近年、学校教員の不祥事についてのニュースをよく耳にする。このため、「教員の質向上」のための政策が何度も提案されている。私は、学校教員に何が起こっているのかと感じた。その背景として、彼らを取り巻く労働現場がどのような環境であるのかと疑問に思った。今回、それを解き明かすために、実際学校で働かれている教員にヒアリング調査を実施した。そこで、先の見えない仕事量の多さ、そのため余儀なくされる長時間労働、突発的業務の対応、人間関係の悩みなど疲労やストレスはピークに達していると感じた。「定年までできる仕事ではない。心身ともに難しい。」という言葉が学校教員の仕事の過酷さを感じさせる。そして、学校教員の過労死、過労自殺もデータとして確認されている。病気休職者数は近年ずっと増加傾向にあり、学校教員の労働現場の改善が今必要とされているのではないであろうか。そのためには、教育現場の現状を知らなければならない。政策だけが先走りすることで、学校教員の負担がまた増えることにも繋がるのではないであろうか。 |
講評 | ・注が正確に付されているのはよい。 ・自分の言葉で書いているのがよい。 ・事実的に書かれているのがよい。 |
キーワード1 | 学校教員 |
キーワード2 | 教育問題 |
キーワード3 | 長時間労働 |
キーワード4 | 過労死 |
キーワード5 | |
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