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学科 産業関係学科
年度 2009
ゼミ名 石田 光男
タイトル 『労働問題―長時間労働の実態とその対策―』
内容 本稿は、長時間労働問題に関するものである。昨今の労働をめぐる問題は非常に深刻であり、正規雇用と非正規雇用の格差の拡大や過労死・過労自殺が問題となっている。その中で、過労死・過労自殺などさまざまな労働災害を創り出してしまう長時間労働というのは解決しなければならない問題となっている。本稿では、長時間労働問題はなぜ発生してしまうのか、そしてその実態を記し、解決するためにはどのような取り組みが必要なのかを述べていく。第1章では、主にグラフを用いて日本の労働時間の現状と、欧米やアジア諸国と比較して日本の労働時間の長さに触れたい。第2章では、なぜ人々を長時間労働の原因である残業をなぜしてしまうのか、また、日本の有給休暇取得率の低さに言及して論じていく。第3章では、長時間労働が健康に悪い理由をまず論じていき、その先にある過労死・過労自殺の問題について述べていく、第4章では、これらの問題に対して法律・企業・個人の面の3つからどう取り組んでいけば長時間労働問題が解決に向かうかの指針を紹介していきたいと思う。
講評 ・すっきりしたわかりやすい筆致がよい。
・ただし、文献からの引用や紹介と自らの言葉とが区別されておらず、そこが全体に気になる。特に16頁以降。
キーワード1 長時間労働
キーワード2 過労死
キーワード3 過労自殺
キーワード4 残業
キーワード5 有給休暇
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