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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 放課後児童対策のこれから |
内容 | 女性の社会進出に伴う共働き家庭の増加や、母子父子家庭が増加したことにより、それらの家庭の子どもたちが小学校から帰った後の放課後や、学校休業日の生活を守る事業として始められた学童保育であるが、今、学童保育を含めた留守家庭児童対策の在り方が問われている。 学童保育は1998年から児童福祉法に基づく事業となり、社会的にも認められるものとなった。学童保育の役割がきちんと理解されるまでには長い期間を要したが、現在ではその必要性を認められ、施設数の増加やより質の高い事業を目指し運営を進める自治体が増加している。 しかしそのシステムは自治体によって様々であり、特に「放課後子どもプラン」策定以降、「全児童対策事業」のような全ての児童を対象とした事業で学童保育の役割をまかなえるという考えのもと、留守家庭児童対策が全ての児童を対象とした事業の中に組み込まれている地域も現れた。 このように地域によってなされる留守家庭児童対策はさまざまであるが、留守家庭児童が安心して過ごせる場としての学童保育の現状や課題を明らかにし、その可能性を探る。 |
講評 | 現在の学童保育の現状と問題点を堺市小学校の放課後児童対策事業の事例を分析し、明らかにした。その中で、現在の最大の課題である学童保育と全児童対策事業の一体化における三つの型とそれぞれの問題点を具体的に明らかにした点が評価できる。 |
キーワード1 | 学童保育 |
キーワード2 | 放課後子どもプラン |
キーワード3 | 全児童対策事業 |
キーワード4 | 留守家庭児童対策 |
キーワード5 | |
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