詳細 | |
---|---|
学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 浦坂 純子 |
タイトル | 初年次教育の所属クラスによるアカデミックスキル格差 |
内容 | 大学への進学率が50%を超えて大学全入時代を迎えた。かつては一部のエリート層のみが進学する場所であった大学が姿を変えつつある。多様化する学生のニーズを満たすことが求められる現在、従来のような授業を提供するだけではなく、高校生から大学生への移行を円滑にすることを目的とする導入教育として、初年次教育を実施している。全国学部長調査の結果でも必要が叫ばれている初年次教育だが、その内容は授業担当者によって異なっている可能性がある。もしそうであるならば、初年次教育の所属クラスによって、受講する学生たちに大きなアカデミックスキル格差が見られるのではないだろうか。同志社大学社会学部産業関係学科で実施されている初年次教育「ファースト・イヤー・セミナー」の受講生を対象として調査票調査を実施したところ、やはり所属クラスによるアカデミックスキル格差が観察された。その事実と、比較対象として取り上げた商学部で実施されている初年次教育「アカデミック・リテラシー」の事例を基に、アカデミックスキル格差の解消に向けて求められる初年次教育システムについて議論した。 |
講評 | 問題意識や仮説を見極めるのに手間取り、十分な調査には至らなかったが、ともかくも明らかにしたかったこととその帰結を、端的に要約できるような内容に到達できた。得られた知見は、今後のFYSを見直していく上で参考にしたい。 |
キーワード1 | 大学 |
キーワード2 | 初年次教育 |
キーワード3 | 大学全入時代 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |