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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 近代日本における西洋思想受容に関する教育史的研究 |
内容 | 昨今はグローバル化や情報化社会の進行とともに国際理解教育やメディア教育の重要性が説かれている。私はこのようなグローバル化には英語教育、情報化社会にはメディア教育を展開するという事後対策的な対応のみに終始している現状に疑問を感じていた。グローバル化や情報化が進むということは多くの価値観や情報に触れることを意味しており、私達は多くの価値観に触れながら思想形成をはかり、情報の取捨選択を行っていかなければならない。そのためにも、他者の価値観との折衷や必要な情報を判断する物差しとなる個々人の思想を形成することがますます重要となってくるのではないかと考える。 以上の問題意識をもとに、多くの価値観との接触と共に国家の大変革という大きな変化を経験した近代日本における西洋思想受容の過程を教育史的に研究することを通して、これからの日本における思想形成、ひいては教育の在り方について考えていきたいと思う。 |
講評 | 卒業論文を作成する作業を通して史料や先行研究の情報をゼミ生が相互に共有し、論文作成に止まらず、友情の絆を築き上げ連帯感を強めた。同志社教育の実をあげることが出来たと自負している。 |
キーワード1 | 門閥制度 |
キーワード2 | 能力主義 |
キーワード3 | 立身出世 |
キーワード4 | 独立自尊 |
キーワード5 | 文明観 |
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