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学科 教育文化学科
年度 2009
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 日本の文化と人間形成―通過儀礼を中心として―
内容 現代社会においては、「子ども」や「大人」という社会的な規範は明確に示されていない。学年や年齢、学校に通っているか否か、社会に出て働いているかどうかでなんとなく判断されるだけであろう。さらに「大人」になることによって何が変わるのかさえ曖昧となってきている。そもそも「子ども」「大人」とは何をもって位置づけられるものなのか。
 人は一生の間に、誕生、成人、結婚、死などに合わせて儀礼を行って次の段階へと進んでいく。それゆえ、日本古来からの通過儀礼を見ることは、日本において成長するということはどういう意味を持っていたのか、「子ども」から「大人」になるとはどういうことであるのかを知る手がかりになるのではないか。
本論文では、日本において人が生まれてから成長していくことの社会的な意味、そして「一人前」の大人となるための人間形成の教育を、一連の通過儀礼を通して探ってみたいと考える。
講評 卒業論文を作成する作業を通して史料や先行研究の情報をゼミ生が相互に共有し、論文作成に止まらず、友情の絆を築き上げ連帯感を強めた。同志社教育の実をあげることが出来たと自負している。
キーワード1 通過儀礼
キーワード2 成人
キーワード3 地域教育
キーワード4 しつけ教育
キーワード5  
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