詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 中世芸能論の教育史的研究 |
内容 | この研究では、世阿弥の思想を中心に、中世における芸能論を教育史的に考察していく。研究動機は沖田行司先生の授業の中で世阿弥の『風姿花伝』について学んだときに興味をもったからである。『風姿花伝』では全員に同じ稽古をするのではなく、年齢に合った稽古をすることが「花」を得る道である、と説いている。この年齢別指導を室町時代に説いたことに興味をもったのである。 現在、多くの子どもが習い事や塾に通っている。世阿弥は七歳を稽古の始めとしたが、現代の子供はもっと早い時期から学習という「稽古」をしている。果たしてそれが、本当にその子供にとって正しい指導なのであろうかと疑問に思うことがある。 本論では、中世時代に説かれた芸論をひもといていき、現代の指導との比較をしていきたい。 |
講評 | 卒業論文を作成する作業を通して史料や先行研究の情報をゼミ生が相互に共有し、論文作成に止まらず、友情の絆を築き上げ連帯感を強めた。同志社教育の実をあげることが出来たと自負している。 |
キーワード1 | 風姿花伝 |
キーワード2 | 学習 |
キーワード3 | 年齢別 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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