詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 金子 邦秀 |
タイトル | 開かれた学校の教育的意義~京都市のコミュニティ・スクールを中心に~ |
内容 | 京都市では保護者や地域住民が学校運営に参画することが可能となったコミュニティ・スクールの数が全国で最も多く、先進的な取り組みを行っている。また、京都市では「一般的にコミュニティ・スクールを推進することに同調し指定した学校」、「地域の社会問題から地域活性化を目的に受け入れた学校」、「以前からの地域連携体制を深化させる目的で導入に踏み切った学校」、「学校の統合による学区の広がりにより地域連携が謳われたために導入した学校」とコミュニティ・スクールの在り方のタイプを4つに分類することができ、それぞれメリット・デメリットがある。出雲市やその他全国のコミュニティ・スクールでも「学力向上を第一に考える学校」や「学校運営協議会の人材から地域の教育を変えようとする学校」など新しいタイプの学校が存在し、各学校にはコミュニティ・スクールに指定される動機がそれぞれあり、複数のタイプが存在することが見てとれる。 |
講評 | 今年の卒論は、全体として、特に優秀でもなく、とくに不可ということもないものが目立った。というのは、それぞれある程度の努力をして、一通りのことは、調べたりしたものの、その地点から一歩前進して、オリジナルな資料に当たったり、実際に体をうごかして調べ照りする面において積極性が不足した。進学しても,就職しても、今後,仕事の中で文章を作成する場面が多々あると思う。自らの考えや主張をきちんと述べるためにも,裏付けとなる根拠を必ず見つけておくよう心がけて欲しい。独創性も結局は日頃からどれだけ幅広い問題意識を持って、世の中を見て行くか、情報に接するかにかかってくる。今後に期待するのみである。 |
キーワード1 | コミュニティ・スクール |
キーワード2 | 京都市 |
キーワード3 | 学校運営協議会 |
キーワード4 | 番組小学校 |
キーワード5 | 地域運営 |
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