詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 金子 邦秀 |
タイトル | 確かな学力を養う社会科授業法 |
内容 | 現代の学校教育における社会科授業には、「生きる力」の要素である「確かな学力」を養うことが求められている。小学校から高校までの社会科で、児童生徒の「確かな学力」を育成するにはどのような授業を行えばよいのかを考察し、その実践的な授業例を示した。また、「確かな学力」とは何であるかを明らかにし、授業づくり以外の指導についても触れている。社会科授業づくりに関する諸研究を3つ考察し、自らの見解を深めた上で導き出した社会科授業づくりのポイントは以下の7つである。①問題提起、発問をする、②意欲・関心を引き出し、持続させる、③主体は児童生徒である、④特定の見方・考え方を押し付けない、⑤学習するための技能を身につける、⑥公民的資質を養う、⑦応用的・一般的知識を身につける。学習内容、学習段階、児童生徒の実態などに応じて、この7点をふまえて授業を構成していくことが重要となる。 |
講評 | 今年の卒論は、全体として、特に優秀でもなく、とくに不可ということもないものが目立った。というのは、それぞれある程度の努力をして、一通りのことは、調べたりしたものの、その地点から一歩前進して、オリジナルな資料に当たったり、実際に体をうごかして調べ照りする面において積極性が不足した。進学しても,就職しても、今後,仕事の中で文章を作成する場面が多々あると思う。自らの考えや主張をきちんと述べるためにも,裏付けとなる根拠を必ず見つけておくよう心がけて欲しい。独創性も結局は日頃からどれだけ幅広い問題意識を持って、世の中を見て行くか、情報に接するかにかかってくる。今後に期待するのみである。 |
キーワード1 | 確かな学力 |
キーワード2 | 社会科 |
キーワード3 | 授業法 |
キーワード4 | 授業づくり |
キーワード5 | |
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