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学科 教育文化学科
年度 2009
ゼミ名 国生 寿
タイトル 子どもたちの「考える力」を伸ばす総合的な学習
内容 現代の子どもたちを考えると、コミュニケーション能力の低下・リーダーシップ力の欠如、そして自主性の無さが目についた。また、受験のための学習が増加しているため、受動的・一方的な教育が行われることによって、学ぶ楽しさを感じ取ることが困難になっているようである。つまり、子どもたちには、生きる力そのものが不足しているのである。
 本論文では、生きる力と関連のある「考える力」と呼ばれる力に目を向け、教育心理学も援用しながら、総合的な学習の時間において、いかに子どもたちの「考える力」を育てるか考察した。学力低下問題やゆとり教育問題との関係にも触れつつ、学習が効率よく進められるために必要な心理的要因、また、総合的な学習のカリキュラム改訂だけでは解決できないと思われる課題についても考察していく。その結果、総合的な学習の時間は、工夫次第でより効果的に子どもたちの能力を伸ばす可能性のある時間であることが分かった。
講評
キーワード1 生きる力
キーワード2 考える力
キーワード3 総合的な学習
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