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学科 教育文化学科
年度 2009
ゼミ名 国生 寿
タイトル ~子どもの体験活動を保障する教育実践~地域の教育力を活かす総合学習
内容  今日、科学技術の発展により、テレビやゲーム、シミュレーションや模型での間接体験が増加する一方で、子どもが被害者となる事件の増加や地域連帯の希薄化により、子どもが直接体験をする機会が減少している。
 体験活動は、教室内で座って行われる学習活動とは異なり、五感を使って、身体全体で対象に働きかける学習活動である。そのため、 その教育的効果は、知的な成長にとどまらず、感性や人間性の豊かさなどの精神的な成長をもたらす。
 平成12年から段階的に教育課程に組み込まれていった「総合的な学習の時間」は、体験活動を行う機会を十分に保障するものであった。しかし、学校の閉鎖的な性質や教員の負担の大きさ、地域の教育力の低下により、その機会が十分に生かされていない。
本論文では、地域の高い教育力を活かして、生徒に豊かな体験活動を保障している南丹市立美山中学校の教育実践を取り上げ、体験活動の教育的効果をより高めるために、学校や地域がどうあるべきかを考察した。
講評
キーワード1 体験活動
キーワード2 総合学習
キーワード3 学校と地域社会
キーワード4 生きる力
キーワード5  
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