詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 中村 百合子 |
タイトル | 日本の近代の子ども観~情報化社会の進展との関わりから~ |
内容 | 本論文では、近代日本において社会が子どもたちをどのような存在だと捉えてきたかについて検証する。自由に情報を得ることができるようになった情報化社会の中で、大人が知らないところで子どもが情報を得、彼らが大人にとってわからない存在になっているのではないかとの疑問に端を発し、情報化社会の進展との関わりから子ども観について研究を行った。1994年と2002年の毎日新聞の「子ども」と「最近」に関するキーワードで検索を行い、子ども観の観点から記事を取り出して分析を行った。その調査から、子どもは親に幸せや充足感を与えてくれる存在として捉えられていることがわかった。また、かつては国や家庭の労働力として子どもが捉えられていたが、現在は子どもを産むか否かは個人が決めることであると認識されつつあることもわかった。子どもを産むことは個人の選択であり続けるだろうが、子どもは親の所有物ではないことを認識しておかなければならない。 |
講評 | |
キーワード1 | 近代日本 |
キーワード2 | 子ども |
キーワード3 | 情報化社会 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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