詳細
学科 教育文化学科
年度 2009
ゼミ名 中村 百合子
タイトル 漢字読み書き能力向上のための教科書への提言~漢字正答率と教科書の関係の調査から~
内容 本研究の目的は、漢字正答率と教科書の関係の調査から、児童の漢字読み書き能力向上のために、教科書のあり方を考察することである。児童を取り巻く生活環境の変化、漢字力低下が危険視される中で、誰もが手にする教科書の内容は漢字学習に大きな意味を持つと考えたからである。調査では小学1年生に焦点を当て、教科書に登場する125の漢字の登場回数を数え、新出内容を調べた。この調査を、国立国語研究所が調査した読み書き別漢字正答率に照らし合わせて、相関関係を調べた。それに加え、125の漢字の画数及び新聞の使用率と漢字正答率の相関関係を調べた。この調査から、画数や新聞の使用率も正答率に多少の影響はあるが、教科書の登場回数が正答率に与える影響が最も大きいことが明らかになった。最後に、調査結果に基づいて、教科書で漢字は6回を基準に登場させるという提言をした。
講評
キーワード1 漢字正答率
キーワード2 教科書への登場回数
キーワード3  
キーワード4  
キーワード5  
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