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学科 メディア学科
年度 2009
ゼミ名 青木 貞茂
タイトル 物語を軸とした地域ブランドの構築
内容  数年前から、地域ブランドに注目が集まっている。私は、「なぜ人は奈良ではなく京都に集まるのか」という日常に感じていた疑問から地域ブランドなるものを探っていった。なぜ、地域間に差異が生じるのか。そこには、地域が培ってきた歴史に基づく物語性が存在していたのであった。その物語を有効に活用している地域に人は集まるのである。そこで、何が物語とたらしめているのかという物語の共通構造をはじめとし、物語の効果、物語を活用したブランド構築を考察した。以上の考察で得た結果を、京都、直島、パリ、ニューヨークといった世界都市、もしくは近年話題を呼んでいる都市に焦点を当てて分析することで成功する地域ブランドに必要な条件として共通の枠組みとは何なのかを研究した。その上で、地域ブランドの構築のための方策を提示した。本論文は、物語を軸とした地域ブランドの構築によって、少子高齢化による人口減から衰退しつつある地域の再興を目指すものである。
講評 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告表現、新しいメディア、キャンペーン、ブランド、文化、地域・都市、環境などバラエティに富んだものです。これらのテーマに関して、オリジナルな視点で具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、ゼミ生がゼミにおいて実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告を企画・立案した経験に立脚して書かれた力作論文です。広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといったようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。
キーワード1 地域ブランド
キーワード2 物語論
キーワード3 世界都市
キーワード4  
キーワード5  
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