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学科 メディア学科
年度 2009
ゼミ名 青木 貞茂
タイトル ブランド価値を高める手段として環境広告に求められるものは何か
内容 環境問題をテーマとした様々な国際会議や産業の負の部分を認めた衝撃的なVOLVOの広告の影響もあり、消費者の環境意識は高まってきた。このような社会では企業にとって環境イメージを高めることが有効な戦略となる。環境広告は環境イメージを高め、ブランドの人格や醸し出す雰囲気、ブランドから感じられる感覚や気分を高めることでブランド価値を創出することができる重要な手段である。現在ほとんどの企業が環境広告を行っており、トヨタ自動車を含め、本論文で紹介した7つの企業はほんの一例にすぎない。しかし、環境広告に成功した企業は環境広告ならではの特性をうまく活かしているといえる。派手な色や音楽ではなく、大自然の画像でインパクトを残す、流行の人物ではなく自然を意識したキャラクターや人物を用いる、シリーズ化して継続性をアピールするなどの様々な工夫が見られた。今後ますます地球の資源が枯渇し、環境問題が進行するにつれて環境広告の重要性はましていくだろう。環境広告が果たすべき働きも変わってくるはずである。
講評 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告表現、新しいメディア、キャンペーン、ブランド、文化、地域・都市、環境などバラエティに富んだものです。これらのテーマに関して、オリジナルな視点で具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、ゼミ生がゼミにおいて実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告を企画・立案した経験に立脚して書かれた力作論文です。広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといったようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。
キーワード1 環境広告
キーワード2 ブランド
キーワード3 ブランド・マネジメント
キーワード4  
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