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学科 | メディア学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | 書店広告の未来--アマゾン・コムを例に-- |
内容 | 長引く出版不況で、出版業界はついに売上2兆円を割ろうかとしている。低迷の一因を担っているかに見えるのが、デジタル化の波だ。インターネットの普及によって、出版業界は情報を流通させる役割という立場に揺らぎが生じている。加えて、実店舗を保有するリアル書店も販促方法の改善を余儀なくされている。現在オンラインの小売で成功を収めているアマゾン・コムは創業時、書籍販売から事業を開始した。出版不況と同時代に創立されたバーチャル書店が成長した要因を、広告と販促方法の面から考察し、またその手法をリアル書店に転用出来るか論ずる。バーチャル書店としてのアマゾン・コムは、蔵書の検索機能や一定額購入時の送料無料サービス、リコメンド広告の活用などで他と一線を画している。リアル書店とバーチャル書店を比較した際、リアル書店にとって最大の特徴といえるのが空間の保有である。空間を生かす体感型の広告機能を整えることが、リアル書店にとって重要な着眼点となる。 |
講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告表現、新しいメディア、キャンペーン、ブランド、文化、地域・都市、環境などバラエティに富んだものです。これらのテーマに関して、オリジナルな視点で具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、ゼミ生がゼミにおいて実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告を企画・立案した経験に立脚して書かれた力作論文です。広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといったようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。 |
キーワード1 | 出版不況 |
キーワード2 | デジタル化 |
キーワード3 | リアル書店 |
キーワード4 | バーチャル書店 |
キーワード5 | 電子コンテンツ |
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