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学科 | メディア学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | 人間メディアを利用した「CanCam」のブランド戦略~「エビ売れ」ブームはこうして作られた~ |
内容 | 出版不況が今日深刻化している今、小学館発行の雑誌「CanCam」は、2006年焼く80万部という過去最高発行部数を記録した。「CanCam」は、雑誌読者に止まらず、一般大衆にまで「エビ売れブーム」を巻き起こした。その結果、専属モデルによって、雑誌のブランド価値が上がり、雑誌の名前がモデルの人気を巻き起こすといった双方向に人気が出る構造を作り出した。今や、雑誌「CanCam」は、ただの雑誌ではなく、その雑誌の購買力の高さから、新しいメディアとしても注目されている。そこで、ここでは「雑誌CanCamは、読者がモデルを真似したいと思うような人間メディアをブランドモデルに起用することで、売れたと考えられている」を論証したい。なぜ「エビちゃん」こと「蛯原友里」が「人間メディア」として、ここまで効果を最大限に発揮したのかを女性の潜在的深層心理や、ファッションの流れの背景を踏まえ、多角的視点から、分析し、論証したい。 |
講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告表現、新しいメディア、キャンペーン、ブランド、文化、地域・都市、環境などバラエティに富んだものです。これらのテーマに関して、オリジナルな視点で具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、ゼミ生がゼミにおいて実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告を企画・立案した経験に立脚して書かれた力作論文です。広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといったようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。 |
キーワード1 | 人間メディア |
キーワード2 | 蛯原友里 |
キーワード3 | ブーム |
キーワード4 | 「Can Cam」 |
キーワード5 | エビちゃん |
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