詳細 | |
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学科 | メディア学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | 広告コミュニケーションからみたレッドブルの失敗要因分析 |
内容 | 2008年、全世界で40億本以上を販売したレッドブルエナジードリンク。その成功の秘密は口コミや、あえて商品の特徴を明らかにしない「ミステリアスな演出」を施した広告コミュニケーションにあった。欧米諸国ではバーやクラブをはじめ、コンビニやガソリンスタンド等のあらゆる場所でお馴染みとなったこのドリンクが、日本では欧米諸国の様に普及していないのはなぜか。その理由は日本における栄養ドリンクのマーケット環境にある。日本にはレッドブルが生まれる以前から、栄養ドリンク市場が存在していた。そして、その市場はすでに多くの商品より淘汰されたものだけが生き残る、成熟した市場であった。多くの競合商品の中でターゲットは細分化され、またその広告表現もよりコンセプトが明確化されている。それ故に、「ミステリアスな演出」をし、今までにないものとして注目を浴びたレッドブルの手法は通用しなかった。海外成功事例をそのまま日本に持ち込んでも同様には成功しないのである。 |
講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告表現、新しいメディア、キャンペーン、ブランド、文化、地域・都市、環境などバラエティに富んだものです。これらのテーマに関して、オリジナルな視点で具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、ゼミ生がゼミにおいて実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告を企画・立案した経験に立脚して書かれた力作論文です。広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといったようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。 |
キーワード1 | 広告 |
キーワード2 | レッドブル |
キーワード3 | 海外事例 |
キーワード4 | 失敗 |
キーワード5 | |
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