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学科 メディア学科
年度 2009
ゼミ名 青木 貞茂
タイトル 通信販売における有料カタログの広告価値分析 ~有料カタログは通販の広告塔~
内容 通信販売における、有料カタログは広告塔としての価値があるということを仮定し、論証した。通販広告は消費者に、注意→関心→欲求→行動を起こさせるものでなければならないと述べた。その点において有料カタログは、有料というふるいをかけることで、カタログを買う時点でそのカタログ、そしてそのカタログに掲載されている商品に関心があるということになる。そして、事業ブランド別にカタログを細分化することによって、カタログ購入時点でよりコアターゲットへアプローチすることができ、商品への欲求も必然的に高まると考える。0円の情報が溢れるこの時代にこそ、今を生きる人たちが欲しいものは「わたし」が求める情報である。そう考えたとき広告は、無数に与えられる広告のように広告が一方的に情報を発信するのではなく、閲読者が広告の情報を掴みにいくものでなくてはならない。その広告と閲読者がターゲットとして互いに対話が成されたとき、その広告は通販として、閲読者はお客様として、ダイレクトマーケティングが成立するのである。
講評 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告表現、新しいメディア、キャンペーン、ブランド、文化、地域・都市、環境などバラエティに富んだものです。これらのテーマに関して、オリジナルな視点で具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、ゼミ生がゼミにおいて実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告を企画・立案した経験に立脚して書かれた力作論文です。広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといったようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。
キーワード1 通販
キーワード2 カタログ
キーワード3 有料
キーワード4 雑誌
キーワード5 広告
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