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学科 | メディア学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | 資生堂の「メガブランド構想」は成功したか |
内容 | 「TSUBAKI」。この名前を知らない人は居ないと言っても過言ではないだろう。「TSUBAKI」は、資生堂が2005年から実施した経営戦略である「メガブランド構想」によって誕生したブランドである。増えすぎたブランドにより、企業の弱体化かつ減益を改善するため、一転してブランド数を絞り、宣伝費を集中的につぎ込むことで、「太く・強いブランド」を育てる方針のこの戦略は、ブランド導入期では売上額が目標額を大きく上回ったということで、成功したと言われている。しかし、ブランド導入期から数年が経過した現状と合わせて考えた時、本当に成功と言い切れるのであろうか。本稿では、「メガブランド構想」の中でも「TSUBAKI」「マキアージュ」「ウーノ」の3ブランドを取り上げ、各々のブランド導入期における成功要因分析、その後の展開と現状分析を行い、今後、真の成功である「資生堂ブランドの価値を上げる」という「メガブランド構想」の最終目標を達成するための課題を示している。 |
講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告表現、新しいメディア、キャンペーン、ブランド、文化、地域・都市、環境などバラエティに富んだものです。これらのテーマに関して、オリジナルな視点で具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、ゼミ生がゼミにおいて実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告を企画・立案した経験に立脚して書かれた力作論文です。広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといったようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。 |
キーワード1 | メガブランド構想 |
キーワード2 | TSUBAKI |
キーワード3 | マキアージュ |
キーワード4 | ウーノ |
キーワード5 | CM |
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