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学科 メディア学科
年度 2009
ゼミ名 青木 貞茂
タイトル ウォークマンとiPodの比較からみるブランド価値創造について
内容 1980年代以前、音楽は家庭の部屋や自動車の車内など限られた空間でしか聴くことが出来なかった。しかし、ウォークマンの登場で音楽を持ち運ぶことが可能になり、いつでもどこでも好きな曲を聴けるようになった。音楽の楽しみ方を根底から覆し、生活者(特に若者)のライフスタイルを大きく変容させたのである。そして、それから20年余り経った2001年、1000曲もの音楽を収録できるiPodが誕生した。生活の中の様々なシーンを音楽で演出し、音楽ライフをより充実させることができるようになったのである。ウォークマン、iPodが歴史的な商品なった理由は何か。それは、商品の機能やマーケティング・広告戦略を通して生活者とブランドとの間に強い絆を結んだことにあるのではないか。そして、強い絆を結ぶ為には、ブランドや商品の価値が商品のデザイン、広告やCMを通して消費者に一貫してコミュニケーションする-経験価値マーケティング-が重要なのではないかと仮説を立て、これを検証していく。
講評 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告表現、新しいメディア、キャンペーン、ブランド、文化、地域・都市、環境などバラエティに富んだものです。これらのテーマに関して、オリジナルな視点で具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、ゼミ生がゼミにおいて実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告を企画・立案した経験に立脚して書かれた力作論文です。広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといったようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。
キーワード1 ウォークマン
キーワード2 iPod
キーワード3 経験価値マーケティング
キーワード4  
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