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学科 | メディア学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 進化し続けるニコニコ動画 |
内容 | 日本国内において、インターネットの利用目的に多く動画共有サイトを掲げる人が多い昨今、動画を共有することで独自のコミュニティを形成している「ニコニコ動画」について焦点を当てた。動画共有サイトというと著作権の侵害に関わる問題を提起して述べられがちだが、この論文ではあくまで、ニコニコ動画の利用によって育まれる閉鎖的で先進的なコミュニケーションの形に軸を置いている。 動画共有サイトとして世界的に利用されている「YouTube」との比較を織り交ぜながら、ニコニコ動画が支持される理由と、その人気を支えるサイト上のシステムの解明をすることで、ニコニコ動画内で独自の文化交流が行われ発展していることの根拠とした。 そしてその文化交流がニコニコ動画でだけでしか体験しえない閉鎖的なものであること、そんな空間でも市場価値があることについても触れている。 |
講評 | ウェブ上の投稿動画ニコニコ動画に注目。その文字と動画に託した「仮想同期」のあり方を、具体的に論じた論文。人と人とを繋ぐコミュニケーション・ツールとしての役割を積極的に評価している。「ニコ割」など発展的な展開を追っている。コメント効果について焦点をあわせているところが特徴的である。さらに具体的な作品等の分析が加えられればなおよいものとなった。 |
キーワード1 | 動画共有サイト |
キーワード2 | ニコニコ動画 |
キーワード3 | |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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