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学科 | メディア学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 三谷映画の魅力 |
内容 | 映画監督・三谷幸喜の魅力とは、また彼の生み出す作品の魅力とは一体何なのであろうか。第1章ではまず、三谷が脚本家に至るまでを、彼の生い立ちや作品の経歴から分析した。幼い頃から創作意欲を培ってきた三谷は、舞台の劇作家からテレビの放送作家へ、そして映画監督へと活躍の場を広げてきた。続く第2章では、限られた空間でリアルタイムに展開する映画作品を「舞台的映画」と定義し、三谷映画「ラヂオの時間」を例に挙げながら、リアリティという点にその魅力を見出した。また第3章では、続く「みんなのいえ」「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」の中で、三谷が「舞台的映画」と「映画的映画」の両方の魅力を融合した作品に挑戦し、舞台と映画の折衷点を模索し続けていると結論づけた。その後も、大河ドラマや人形劇、初の海外公演など、三谷の挑戦は続く。そんな彼の次回作に大いに期待したいと思う。 |
講評 | 三谷幸喜のドラマ作品の特色について検討。とりわけ舞台という形式と映画というメディアの形式の相違に注目。その対照において、三谷映画がどういった特色をもっているのかを具体的に内容を検討しつつ論述している。さらに内容にとどまらずその形式面にも光をあてて立体的に考察している点がよい。 |
キーワード1 | 三谷幸喜 |
キーワード2 | 舞台 |
キーワード3 | 映画 |
キーワード4 | コメディ |
キーワード5 | |
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