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学科 | メディア学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 渡辺 武達 |
タイトル | ドキュメンタリーコミュニケーションギャップ |
内容 | ドキュメンタリーに対する一般認識「公平かつ公正で客観的視点に立って取材されたノンフィクション」は、実際のドキュメンタリーの姿と言い切れるのだろうか。ドキュメンタリーの制作者はドキュメンタリーをもっと主観的なものと捉え、自らの表現を映像におとしこんでいるのではないか。こういったに疑問を持ち私はドキュメンタリーに対し次のように考えた。 1、ドキュメンタリーは社会一般的認識とは違い主観的なものである。 2、ドキュメンタリーに対する一般視聴者の認識は変化してきている。 ドキュメンタリーの視聴者と制作者の間にはコミュニケーションギャップが起きている。このギャップを埋めるためこの二つを考えることが重要であると私は考えている。ドキュメンタリーの起源や新聞記事を調査し、「演出とやらせ」などについて研究することで、これらを検証した。 |
講評 | メディア学科のキーワードは①メディア②コミュニケーション③ジャーナリズムである。つまり、情報のやりとりであるコミュニケーション過程の円滑化がどのようにして社会の民主化に貢献できるかということである。私のゼミではメディアと社会の関係に特化した卒論を書くように指導しており、今年も、現代社会のメディア状況を分析するという視点をもったものが提出された。今後の課題は変化の激しいメディアの技術論に惑わされない人間の情報活動の在り方についてその根源をえぐる問題にアプローチできるようにすることである。学生たちが情報流通の背後にあるビジネス論理と人間の幸せを同時に追求できるようになれば、さらに実りある卒論になるであろう。 |
キーワード1 | ドキュメンタリー |
キーワード2 | 主観的 |
キーワード3 | 演出 |
キーワード4 | やらせ |
キーワード5 | |
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