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学科 | メディア学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 渡辺 武達 |
タイトル | スポーツ報道について ~スポーツメディアのあるべき姿~ |
内容 | 稿の目的は、スポーツ界の発展、スポーツ選手への配慮、スポーツの社会的意義という3つの観点を中心に、これからのよりよいスポーツ報道の形を探っていき明らかにすることである。 第一部ではまず昨今のスポーツメディアの現状を述べ、スポーツ界と選手、マイナースポーツへの影響力を知ってもらい、またいくつかの例を挙げて問題提起を行う。そしてそれらの問題を解決するにはどのような意識を持って報道すべきなのか、またスポーツ界の発展を支えるような番組作りとはどういうものなのかを挙げる。 第二部ではスポーツの社会的意義や位置を法的観念から実証し、問題点として世界最大のスポーツメディアイベントであるオリンピックを中心に政治との関係や、アマチュアスポーツの商業化といった問題を挙げる。そしてそれらの問題点から考察してこれからの五輪の在り方への提言、またメディアの五輪の報じ方を述べる。 |
講評 | メディア学科のキーワードは①メディア②コミュニケーション③ジャーナリズムである。つまり、情報のやりとりであるコミュニケーション過程の円滑化がどのようにして社会の民主化に貢献できるかということである。私のゼミではメディアと社会の関係に特化した卒論を書くように指導しており、今年も、現代社会のメディア状況を分析するという視点をもったものが提出された。今後の課題は変化の激しいメディアの技術論に惑わされない人間の情報活動の在り方についてその根源をえぐる問題にアプローチできるようにすることである。学生たちが情報流通の背後にあるビジネス論理と人間の幸せを同時に追求できるようになれば、さらに実りある卒論になるであろう。 |
キーワード1 | 悪影響 |
キーワード2 | スター選手 |
キーワード3 | マイナースポーツ |
キーワード4 | 五輪 |
キーワード5 | |
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