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学科 教育文化学科
年度 2009
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 『葉隠』の教育史的研究
内容  この論文では、今も日本人の精神に大きな影響を与えている「武士道」、その中でも有名な葉隠について考察していく。葉隠がどのようにして生まれ、継承されてきたか。そして、その内容についてと、誕生してから今日まで、日本人にどのような影響を与えてきたのかを、三つの章に分けて考察する。
 第一章では『葉隠』が誕生した地である佐賀藩において、どのような武士教育が行われていたか、そこに葉隠がどのように関わっていたのかを、佐賀藩の藩校弘道館における教育を通して考察する。第二章では葉隠の生まれた経緯と内容、また、そこから読み取ることの出来る葉隠の精神について考察していく。第三章では葉隠の存在が、明治維新の新政府高官たちに与えた影響について考察し、また、現代にも通じる実践書としての葉隠の側面に触れた上で、現代に生きる我々が葉隠を学ぶ意味を考察していく。
講評 卒業論文を作成する作業を通して史料や先行研究の情報をゼミ生が相互に共有し、論文作成に止まらず、友情の絆を築き上げ連帯感を強めた。同志社教育の実をあげることが出来たと自負している。

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