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学科 メディア学科
年度 2010
ゼミ名 佐藤 卓己
タイトル 心理主義化したプリンセス報道
内容 2004年、雅子妃が適応障害の治療を理由に長期療養に入った。それにともない女性週刊誌を中心とした、彼女のファッションを追った「ロイヤル・ファッション」報道は減少した。「ロイヤル・ファッション」という女性皇族の「見た目」について人々が自由に意見する批評空間ができ、皇室に対する世論を形成してきたと石田あゆうは著書『ミッチー・ブーム』で指摘した。『ミッチー・ブーム』では女性週刊誌を中心に、美智子妃を筆頭にした女性皇族に関する報道について論じた。しかし、雅子妃に関する報道には「ファッション」というツールよりも「適応障害」の発症要因について推察された記事が多くみられる。雅子妃の「こころ」を詳細に暴き、「こころ」の在り方こそ発症要因だとされている。にその姿勢が見て取れるのは朝日新聞出版の『AERA』である。こうした報道内容の変化を「社会の心理主義化」の一つと捉え、「皇室報道の心理主義化」が起こったかを検証した。
講評 「心理主義化したプリンセス報道」は、現在の皇室報道を「キャリア女性向け雑誌」『AERA』の報道から分析したもので、視点が秀逸です。旧来の皇室報道と比較して、「女性ファッション」より「こころ」の読者が多いという結論も妥当なものです。

キーワード1 心理主義化
キーワード2 皇室報道
キーワード3 皇太子妃
キーワード4 AERA
キーワード5 女性週刊誌
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