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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | 空間デザインの観点から見る学校教育の環境整備 |
内容 | 本稿は、学校教育の環境整備という課題に対し、建築の観点からアプローチを行うものである。まず第1章では現代の日本教育に大きな影響を与えたデューイの思想の中でも空間モデルにかかわる部分を考察する。また、これまでイギリス、アメリカで行われてきた学校における空間デザインの改変、トレンドの変化の歴史を振り返る。さらにそれが日本の教育にどのような影響を及ぼしてきたのかを簡単に紹介する。第2章では、現在の設備の中でどのような改革ができるかについて検討する。空き教室をテーマに、生徒のニーズを満たすことができるような利用方法を考察していく。第3章では、根本的改革の一つの方向性として、より良い空間デザインについてボルノーをはじめとした思想家の見解をもとに考察する。結論として、日本の建築様式を参考にして、自然と融和したゆとりのある空間構築の可能性を示す。 |
講評 | 本論文は学校教育経験を空間デザインの観点から考察したものである。明治期以降の学校建築の歴史、海外での学校空間と教育活動を調べたうえで、日本の学校に求められる空間デザインを、日本の伝統的な開放的建築様式から独自に考察している点が評価できる。 |
キーワード1 | 空間デザイン |
キーワード2 | 校舎 |
キーワード3 | 日本建築 |
キーワード4 | 自然 |
キーワード5 | くつろぎ |
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