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学科 教育文化学科
年度 2016
ゼミ名 中川 吉晴
タイトル アドラー心理学とマインドフルネスから見る「今」に焦点を当てた生き方
内容 本論文では、アドラー心理学とマインドフルネスの理念・実践法を用いて、”今、この瞬間”に焦点を当てた、心に余裕を持った生き方について考察した。第1章では、「優越性の欲求」「劣等感」「劣等コンプレックス」といったアドラー心理学の基本理論と、「優越コンプレックス」が生み出す生き辛さについて述べた。第2章では、アドラー心理学の鍵概念である「共同体感覚」について実例を用いながら考察し、もう一つのキーワードである「勇気づけ」の必要性について述べた。第3章では、マインドフルネスの理論とアドラー心理学との共通点、両方を結び合わせた実践について述べた。マインドフルネスを行うことで、アドラー心理学でいう自己受容ができ、共同体感覚をもって”今、この瞬間”に焦点を当てて健康な心を保つことができるという結論に至った。
講評 本研究は、アドラー心理学とマインドフルネスがともに“今、この瞬間”に焦点を当てた生き方を強調している点に着目し、マインドフルネスとアドラー心理学との結びつきを深めようとしている点で高く評価できるものである。
キーワード1 アドラー心理学
キーワード2 マインドフルネス
キーワード3 共同体感覚
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