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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | ニューカマーの子どもたち-その現状と教育課題を中心に- |
内容 | 近年、労働力のグローバル化により人々が国をまたいで生活するようになった。日本も例外ではなく、すでに多くの外国人が働いて暮らしており、「ニューカマー」と呼ばれている。彼らの来日によって文化も言語も異なる子どもたちが学校に通うことになり、日本の教育現場に変化をもたらした。しかし、数十年経った現在でも彼らに対する学校教育には多くの課題や問題が残る。本論文では、ニューカマーの子どもたちの教育問題について研究する。まず、彼らの来日背景を辿りながら、学習状況を把握する。次に、彼らが通う公立学校、外国人学校、地域の学習教室について取り上げる。各学校が持つ特徴を具体例を挙げながら、それぞれの問題点について検討していく。そして、ニューカマーの子どもの教育問題の解決には多文化教育が必要であるとし、これからの学校教育に必要な学校教育制度やカリキュラム、教師の取り組みについて考察する。 |
講評 | 本論文は、ニューカマーの子どもたちの置かれている社会状況、日本の諸学校(公立学校および外国人学校)における取り組み、地域の取り組みを丁寧に調べたうえで、それらの抱える諸課題に対する解決策を考察したものである。今後、日本社会において重みを増すであろうこの問題について非常に意欲的に取り組んでいる点が高く評価できる。 |
キーワード1 | ニューカマー |
キーワード2 | 外国人児童生徒 |
キーワード3 | 不就学 |
キーワード4 | 多文化教育 |
キーワード5 | 日本語教育 |
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